"リュック・タイマンス シュヴァルツハイデの向こう"
¥1,800.-
2007.12.7
18.8x12.7cm
136 頁(カラー&モノクロ図版54点)
著者:菅原教夫
発行:ワコウ・ワークス・オブ・アート
ISBN:978-4-902070-30-9
リヒター以降、最も影響力のあるアーティスト、リュック・タイマンス。日本初の書き下ろし評論。
『彼の作品に備わるある種の「軽さ」がどのような時代背景から来ているのか、また一方でこの「軽さ」がしっかりとした手ごたえを感じさせるのはなぜなのか。その辺りをめぐって取り組み始めた本書は、電脳化が進む世界における映像や大衆文化と絵画とのかかわり、個々の作品がはらむ謎、そして絵画のリアリティのありかなどをめぐって考えさせる所が多く、いま書き終えて振り返ってみると僕自身の現代絵画に対する視野をぐっと広げてくれたことに気づく。』 (あとがきから)