Miriam Cahn Gregor Schneiderミリアム・カーン グレゴール・シュナイダー"常設展"
2017年4月からアテネ、6月からカッセルの2会場で開催される「documenta14」に参加するスイス人女性作家、ミリアム・カーンのペインティング作品を中心に展示いたします。documentaは1955年から5年毎にドイツで開催され、今回で14回目を迎える世界最大の国際展のひとつです。作品はアテネ会場とカッセル会場両方で展示され、アテネでは展示室全体にチャコール作品と詩をインスタレーション形式で発表し、カッセルでは鮮やかな色彩と社会的なテーマを兼ね合わせたオイルペインティングの作品を発表しています。 また同時に本展覧会では、ドイツ人作家グレゴール・シュナイダーが2005年に発表した、ベネチアのサンマルコ広場とイスラムのカーバ神殿を主題とした作品も展示します。シュナイダーは同じくアテネで5月から開催された「Fast Forward Festival」に参加し、広場の一角をGoogleMap等の監視や攻撃者から隠れるシェルターに改造する新作を発表しました。現在は6月から始まった10年ぶりのミュンスター彫刻プロジェクト2017に参加中で、美術館の一角を変容させた新作インスタレーション作品を展示しています。
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