このたび、12月19日(金)より、当画廊におきまして「Pictures」展を開催する運びとなりました。 これまでワコウ・ワークス・オブ・アートで紹介してきたゲルハルト・リヒター、アンドレアス・スロミンスキー、ヴォルフガング・ティルマンス、ジェームズ・ウェリングの国内未発表作品に加え、ベルギー出身の新進作家エレン・デ・ミュッターのペインティングを紹介します。また、昨夏「from/to#4」に参加した横井七菜の新作ペインティングも展示いたします。

ゲルハルト・リヒター

アンドレアス・スロミンスキー

ヴォルフガング・ティルマンス

ジェームズ・ウェリング

エレン・デ・ミュッター　Ellen De Meutter (1981-)
アントワープ在住。幼少期の記憶にヒントを得て、自伝的な要素を秘めた作品を多く制作する。鮮やかな色彩と落ち着いた色彩を独特のリズムで融合させ、楽園を描いているような華やかさがある一方、どこかもの悲しさが共存する画面を作り出す。ベルギーを中心に積極的に展覧会に参加している。

横井七菜　Nana Yokoi (1983-)
愛知県在住。2006年多摩美術大学油画専攻卒業。丁寧に見つめなおされた日常の事柄を作品にちりばめ、少年、少女、人魚などを自分の分身として置き、対峙させることによって自分と世界との関係を模索する。繊細で儚いイメージながらも、瑞々しい世界観が形成されている。今後は国内美術館でのグループ展の参加も予定している。