Gerhard Richterゲルハルト・リヒター 

"New Works"

2005年11月5日(土) - 12月24日(土)

展覧会情報

Gerhard Richterゲルハルト・リヒター 

"New Works"

会 期:

2005年11月5日(土) - 12月24日(土)

このたび、11月5日(土)より、当画廊におきましてゲルハルト・リヒター新作展を開催いたします。

リヒターはこれまで、白黒の写真を元に描いた絵画「フォト・ペインティング」、色見本のような幾何学的な絵画「カラーチャート」、ロマンティックな風景画や静物画、大胆なモノクロームの「グレイ・ペインティング」、カラフルな抽象絵画「アブストラクト・ペインティング」、ガラスを用いた作品など、高度な絵画技術をもって多様なスタイルを同時期に平行させながら、一貫して「絵画の可能性」を追求し続けてきました。その活動はニューヨーク近代美術館で個展を開催するなど、現代絵画の巨匠として高い評価を受けています。

現在開催されております日本初の本格的なゲルハルト・リヒター回顧展(金沢21世紀美術館:9月3日~10月26日/川村記念美術館:11月3日~1月22日)に合わせ、未発表の新作ペインティングを展示予定です。今展にともないカタログの出版も行いますので、合わせてご高覧下さいませ。

» プレスリリース(PDF)

Gerhard Richter ゲルハルト・リヒター

1932年ドレスデン(旧東ドイツ)生れ。ケルン在住。東ドイツ政府の下、美術教育を受けたが、西ドイツ旅行中に出会った抽象表現主義に強い影響を受け、ベルリンの壁のできる半年前にデュッセルドルフへ移住。1962年に新聞の写真を元にした油彩(机)に作品番号1をつけ、発表。以後制作した作品に番号をつけている。1964年にはミュンヘンとデュッセルドルフでの初の個展、1972年にはヴェネチア・ビエンナーレを皮切りに、国際展に多数出品する。1997年には第47回ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、日本においても同年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞するなど、その活動は世界的な注目を集め続けている。