この度、当画廊におきまして、マイク・ケリーの新作展を開催いたします。
彼は1970年代後半より作家活動をスタートさせ、1988年にNYのメトロピクチャーズで展覧された＜ぬいぐるみ＞の作品で一躍脚光を浴びました。パフォーマンス・ペインティング・ドローイング・立体・インスタレーション・音楽など、多岐にわたる活動を欧米で行い、高く評価されています。
今展は、マイク・ケリーの日本における初の展覧会で、しかも未発表の最新の作品が発表されます。
展示内容は、ペインティングが４点、立体が１点、ドローイングが３点、ペインティングと立体を組み合わせた作品が１点、発表される予定になっております。
また、同時期に来日するアーティストのポール・マッカーシーとともに、講演会やパフォーマンスなども企画しております。
また、今展に合わせて、市原研太郎氏によるリヒター、ポルケ論に続く３部作の完結編として書き下ろしの評論「マイク・ケリー　過剰の反美学と疎外の至高性」も発表いたします。